川越市霞ヶ関・鶴ヶ島・坂戸・日高・狭山の眼科~ 日帰り白内障手術・多焦点・網膜硝子体・緑内障・斜視・糖尿病網膜症・角膜手術・加齢性黄斑変性などなど高度医療提供の川越西眼科です。

最新の知見 糖尿病網膜症の治療 2019.1月

  • HOME »
  • 最新の知見 糖尿病網膜症の治療 2019.1月

抗VEGF薬(アイリーアやルセンティス)という薬が登場してしばらくたちますが、様々な研究から糖尿病網膜症の治療手順が最近変わりつつあります。

2019年1月現在の最新の知見、よりベターな治療方針と思われるものをご紹介します。

糖尿病とはそもそも何ぞや、という話ではないので、初心者向けではないですがご了承ください。

従来の治療

1フルオレセイン蛍光眼底造影で細動脈瘤をみつける、浮腫を確認、新生血管と無血管野の確認

2レーザー 局所、または汎網膜光凝固。汎網膜光凝固は従来は1眼につき1 回300発× 4回、計1200(~2000発)を2週間に一度、8週間かけて施行するのが標準的な方法だった(血管新生緑内障を伴う場合は毎週)

3OCTで黄斑浮腫検査、浮腫にアイリーアやルセンティスの硝子体注射、もしくはステロイドの注射

4硝子体手術 黄斑浮腫には内境界膜剥離を行う

の順が標準的でした。

現在主流になりつつある治療

1 OCTで浮腫確認

2フルオレセイン蛍光眼底造影で血管からの漏出を確認。細動脈瘤や新生血管、無血管野はOCTアンギオグラフィーでもいい(2が先のこともまだあるが、状況によって2を省くことも可能)

3レーザーよりまずアイリーアやルセンティスの硝子体注射をまず連続3-5回その後RPNといって浮腫あれば追加注射をしていくのを1年ほど。そうすると新生血管が退縮し、細動脈瘤が消失してくる。浮腫が遷延するなら一年後にまたフルオレセイン造影しまだ残っている活動性が強いものだけレーザー

(ただし、たった一つだけ黄斑部に細動脈瘤がある場合でレーザーが打てる場所なら、レーザーだけで落ち着くパターンもある)

この方が視力の改善が早い、また、5年等の長期で見るとアイリーア単独治療の方がレーザー併用療法より視力が維持できているというstudyがでている。

4汎網膜光凝固も、網膜の負荷を軽減するとされる 短時間レーザー光を自動照射するパターンスキャン レーザーの方が患者さんの苦痛が少なく、1眼1回1000発で、2回ですませられることも。ただし効果は従来と同じという報告もあるけど、従来レーザーと同じ凝固数だと効果は低いという報告があり、重症例での効果にもやや疑問符がつく。(パターンスキャンレーザー適切な凝固数等の結論は出ていない)

5硝子体手術 必ずしも増殖糖尿病網膜症や硝子体出血を伴っていなくても、黄斑前膜があったりや黄斑に硝子体の牽引がある方は積極的に行う。ただし、内境界膜は黄斑は残す(剥離すると黄斑が視神経乳頭側にわずか移動し、鼻側の浮腫と耳側の萎縮を引き起こしているとわかってきた)

とにかく現在はまず糖尿病網膜症には抗VEGF薬の硝子体注射。しかし高価。単独投与と併用療法について

レーザーは破壊的な治療で、もう一定まで悪くなっているから一部を犠牲にして全体の悪化を防ごうというものだったので、抗VEGF薬でなんと細動脈が消えるのであればそれに越したことはなしです(非破壊的)。

でも、抗VEGF薬が高価なのが最大のネックです。アイリーア単独投与では初年度平均8回、ステロイド併用ならアイリーアの投与は6回、という報告があるのも、そもそも経済的負担が患者さんにとって大きいから。

アイリーア単独投与は効果あるけど、経済的に続かない方にはステロイドの注射が安いので併用で費用を抑えることが可能。(ただしステロイドは白内障進行や眼圧上昇、硝子体注射なら霧視のリスクあり)

また、アイリーア単独ではなくレーザー併用ももちろん、有効な方がいる。

限度額認定証を使ってもまだ、硝子体注射を継続できない方には所見に応じ、上記を参考に選択肢を示しています。

川越西眼科での糖尿病網膜症治療

当院ではもちろんフルオレセイン蛍光眼底造影があります。OCTも。

手術室にてアイリーア、ルセンティスの硝子体注射をおこない、ステロイドのテノン嚢下注射と硝子体内注射もしています。

レーザーはマルチカラーでパターンスキャンと、もちろん従来の個別のレーザーにも対応。

硝子体手術は院長が増殖糖尿病網膜症まで対応(シリコンまで対応しています)。

 

川越西眼科(川越市霞ヶ関・鶴ヶ島の眼科) TEL 049-239-0777 受付時間 8:40~12:30 13:40~17:30

診療時間

診療時間

診療内容

・日帰り白内障手術(先進医療・多焦点も対応)

・日帰り硝子体手術(糖尿病網膜症・網膜剥離・黄斑前膜・黄斑円孔など)

・加齢性黄斑変性や黄斑浮腫への硝子体手術

・緑内障や糖尿病網膜症、網膜裂孔等各種レーザー

・斜視弱視訓練

・角膜移植や瞼の手術

・ボトックス注射やドライアイへの涙点プラグ

・涙目への涙道内視鏡検査・手術

・ブドウ膜炎やバセドウ病眼症へ対する注射・点滴など

PAGETOP
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.
Top