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多焦点眼内レンズ・先進医療

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単焦点レンズと多焦点レンズの見え方の違いの例

単焦点 遠く合わせ

遠くはくっきりしますが、中間も手元もぼけます。

 

多焦点 遠近タイプ

遠くの時計も手元のスマートフォンもはっきり見えますが、遠近タイプは中間の卓上
カレンダーはぼけます。全体のコントラスト(くっきりはっきりした感じ)も
この回折タイプ(多焦点には屈折タイプと回折タイプがある)では単焦点より劣ります。

 

 

夜の運転 単焦点

単焦点でも多少の光のぎらつき(グレア)光輪(ハロー)があります。

 

 

 

夜運転多焦点・遠近タイプ

遠近タイプは単焦点より光のぎらつき(グレア)光輪(ハロー)が強くなります。
遠くと中間のタイプの方がぎらつきは抑えられます。

そのほか、多焦点でも屈折型と回折型でもこの光のぎらつき感は異なります。
いずれも手術直後より徐々になれ、気にならなくなる方が多いですが、
構造上発生することなので時間がたてば全くなくなるというわけにはいきません。

 各多焦点眼内レンズの違い どのレンズもハローグレアはあり、瞳孔の大きさには影響をうけます。

2017年、2018年に焦点深度拡張型といわれる単焦点を進化させたタイプが登場しました。
多焦点は遠くと30cmのタイプがもっとも選ばれ、その後遠くと中間が見やすいタイプへと主流が変わり、
2018年は多焦点というより単焦点を進化させた焦点深度拡張型が多く選択されるようになりました。
焦点深度拡張型は遠方と33~50cmが見やすいタイプに比べ遠くのはっきり感が強くなっています。
そのかわり近くは老眼鏡使うという前提です。

HOYA社 AF-1 iSii(アイシー)

遠方と40~50cmの中間が見やすい。高齢者でも遠方視力がすっきりでる。中間距離のくっきり感も強い。

光のロスがなく100%入るので、多焦点の中ではもっとも明るく、コントラスト感度が落ちないためシャープな見え方(くっきり・はっきり感が強い)です。
33cmぐらいの近さは弱いので近用眼鏡を使用する場合がありますが、焦点深度拡張型より遠くも近くも視力がいい。

夜の光のぎらつき感(ハローやグレア)はそれなりにある。

光のロス 0%

屈折型

近方焦点:40~50cm

乱視対応:なし

多焦点眼内レンズシンフォニー
AMO社 テクニスマルチフォーカル

 

遠くとともう一か所見やすい距離は33cm、42cm、50cmから選べます。個人差はありますがもっとも眼鏡依存率が少ないのは42cmタイプ。本を読むには33cm、パソコン作業には42-50cmが目安ですが、50cmタイプを選ぶ方は少なくお勧めすることも少ないです。

コントラスト感度(くっきり感)は屈折型より悪くなります。
より近くが見やすいレンズほど夜間光視症(ハロー・グレア)は強くなります。

光のロス20%程度

回折型

近方焦点:3種から選択可能 (33cm、42cm、50cm)

乱視対応:なし

Alcon社 レストア

 

乱視対応レンズがある。

遠くと42cmぐらいの手元が見える。暗いと遠くが見やすく手元が見づらくなるが、夜間光視症(グレアやハロー)が回折型より抑えられる。

くっきり見える感じ(コントラスト感度)は屈折型や焦点拡張型の方がよい。

光のロス20%程度

アポダイズ回折型

近方焦点:42cm

乱視対応:あり

多焦点眼内レンズシンフォニー
AMO社 シンフォニー

 

回折型の遠近タイプのくっきり感が弱い(コントラスト感度が落ちる)という欠点を克服するため近くを妥協し遠くのくっきり感を強くした焦点深度拡張型というタイプのレンズ単焦点よりピントの合う奥行が広くなっていますというレンズで単焦点を進化させた感じです。眼鏡相当で1.5D加入(遠方レンズとの差)で、遠くから目の前75cm程度までピントが合う設計です。

その代り手元は老眼鏡を使う前提。

光のロス8%程度

焦点深度拡張型(回折型)

近方焦点:75(~66)cm

乱視対応:あり

Alcon社 アクティブフォーカス

2018年7月発売の最新のレンズ。乱視対応レンズがある。夜間光視症は多焦点レンズの中では最も抑えられていると想定される。

回折型の遠近タイプのくっきり感が弱い(コントラスト感度が落ちる)という欠点を克服するため近くを妥協し遠くのくっきり感を強くした焦点深度拡張型というタイプのレンズですが、遠くと目の前50cm(眼鏡面で2.0D加入の効果)のところが見やすい設計です。

その代り手元は老眼鏡を使う前提。

近方焦点は50cmといっても屈折型や回折型の50cmタイプほど近くの視力はでない。

 

光のロス:6~8%程度

焦点深度拡張型(アポダイズ回折型)

近方焦点:50cm

乱視対応:あり

多焦点眼内レンズについてよくある質問

Q1.多焦点眼内レンズはどの眼科でも扱っていますか?

すべての眼科で取り扱っているわけではありません。
先進医療は厚生労働省が認定した施設でのみ受けられます。

Q2.多焦点眼内レンズと単焦点眼内レンズの違いはなんですか?

ピントが合う距離が1つなのが単焦点です。通常の保険適応の白内障手術はこちらです。
多焦点には主に遠くと近く、遠くと中間、の二か所にピントが合うものがあります。
3か所にピントが合うものもありますが、先進医療に用いられるものは国の認定を受けたものだけで、現在3焦点のものは自由診療になります。
多焦点にもいろいろなタイプのものがあり、そのレンズにも利点と欠点があります。問診で術後にどんな見え方になりたいかを聞き、最適と思われるレンズの組み合わせを提案します。

Q3.多焦点眼内レンズには保険がききますか?

手術とレンズ代は先進医療であり、いわば自費の扱いです。その自費の部分を医療保険の先進医療特約でカバーされる方は多いです。術前検査や術後検査、術後の薬は健康保険の適応になります。

Q4.川越西眼科の多焦点眼内レンズの白内障手術はだれが執刀しますか?

角膜移植、硝子体手術も執刀する院長が行っております。

Q5.川越西眼科ではどのくらいの患者さんが多焦点眼内レンズの手術を行いましたか?

およそ1割の方が多焦点眼内レンズで手術を受けられています。

Q6.多焦点眼内レンズにはいくつかの種類があるとききました。川越西眼科ではどのような多焦点眼内レンズを使用していますか?

長い歴史のあるものから、最新のものまで国内3社の先進医療に適したレンズすべてを扱っております。詳しくは10種類以上になります。 どのレンズにも多少の欠点があります。夜運転をする方には光のぎらつきが少ないもの等、お一人お一人のニーズと瞳孔などの状態、妥協してもいい部分をお聞きして最適と思われる提案をします。しかし、片目が終わって物足りなさを感じられる場合は次の眼に入れるレンズを当初予定から別のものに変更することも提案させていたくこともあります。

Q7.多焦点眼内レンズは誰にでも入れられますか?

チン氏帯が弱い、すでに進んだ白内障以外の病気がある、などの場合はお勧めしません。ほか、くっきりはっきり細かくものをみたいなど、その方の見え方に対するご希望により、単焦点の方をお勧めすることもあります。以前より多焦点眼内レンズの種類が増え、以前では適応ではなかった方でも多焦点を選択していただけることが増えました。

Q8.自分は30歳です。他の病院で白内障と言われ、だいぶ進行していると言われました。手術で多焦点眼内レンズは使用できますか?

若い方の白内障は、外傷やアトピー性皮膚炎などでチン氏帯が弱いこともあります。チン氏帯が弱くてレンズが瞳孔の中心とずれるとかえって多焦点ではなく単焦点の方が見やすくなります。チン氏帯がどの程度弱いかは手術の時に触ってみて初めてはっきりします。
そのため、多焦点ご希望であればその方向で準備しますが、単焦点も入れられるように第二希望レンズ準備しておきます。最適なものを入れられるように、バックアップをとってお一人お一人の手術の準備をしております。

Q9.片目はすでに他の病院で単焦点眼内レンズによる白内障手術を受けました。最近になって片目が白内障と言われました。片目だけでも多焦点眼内レンズを受けられますか?

入れられますが、どのような見え方を期待してのご希望かをまずしっかり伺い、最適と思われるものをご説明します。片目だけでは期待しているものに対して効果が薄いこともあり、ここは眼鏡があった方がいいけど、こういう場面の満足度はあがる、というようにご説明して納得して選択していただけるように心がけています。単焦点の方をお勧めすることもありますし、自由診療で単焦点の上に多焦点のアドオンレンズを提案することもあります。

Q10.他の病院で多焦点眼内レンズについて質問したら、多焦点眼内レンズはあまりよく見えないと言われました。本当ですか?

多焦点にはいろいろなレンズがあり、それぞれ利点もあれば欠点もあります。コントラスト感度といって、くっきり感が単焦点に比べると劣る多焦点レンズもあります。コントラスト感度が落ちない多焦点眼内レンズもありますので、一概には言えません。単焦点の方がその方にとってはよいと思われる場合もありますので、そのような表現でお話しされたのかもしれません。また、多焦点は複雑な構造のレンズのため、高齢になると新しいレンズを通した見え方に(脳が情報処理に)慣れるのに時間がかかることもあります。若い方に多焦点を入れると翌日から1.0の視力が出てもたとえば80代の方にいれたら、1か月目は0.7、2か月目に0.8、3か月目に1.0と徐々に視力が上がることもあります。
個々のレンズの欠点をカバーすべく新しいレンズが開発されています。2017年にはまた新しい多焦点眼内レンズが先進医療の対象になりました。

Q11.多焦点眼内レンズにすれば手術後に確実にメガネが不要になりますか?

眼鏡に頼る頻度が少なくなるレンズ、と考えてください。
実際に眼鏡をほぼ使わない方もいらっしゃいますが、近くも遠くも中間もはっきり見たい方は苦手な場所は眼鏡を使っています。暗いところでは近くのものが見づらくなることもあり、その場合はスポットライトで明るくするか、老眼鏡を使ってくださいとお話ししてます。
また、高齢になると瞳孔の大きさが小さくなり多焦点の効果が薄る、もしくは加齢により乱視が強くなり乱視のメガネが必要になることがあります。

Q12.過去にレーシックを受けています。ほかの病院で白内障と言われました。白内障手術で多焦点眼内レンズは使えますか?

レーシックを受けているとコントラスト感度は下がっていると思われます。従来の多焦点はコントラスト感度が落ちるので、レーシックを受けていない人よりくっきり感が乏しくなる可能性がありました。しかし、コントラスト感度が落ちないものもありますので、入れるレンズに関してはご相談ください。

Q13.老眼が強くなり、新聞が読みにくくなってきました。多焦点眼内レンズによる白内障手術はできますか?

多焦点をお勧めしない方はすでに進行している白内障以外の眼の病気がある方です。診察を受けて、老眼だけなのか、白内障なのか、それともほかの病気なのかをまずはっきりさせましょう。白内障が無い老眼だけの状況では、自由診療として多焦点を入れることは可能ですが、先進医療として多焦点を入れることはできません。

Q14.多焦点眼内レンズは経済的に難しいのですが、単焦点眼内レンズではよく見えないのでしょうか?

多焦点は眼鏡に頼らずに見える距離が広く(多く)なるものです。単焦点でも、近くでも遠くでも、中間でもそれに適した眼鏡を使えば見えます。

Q15.白内障ではないが、老眼なので(もしくは左右のバランスが悪いので)多焦点眼内レンズの手術は受けられますか?

手術は可能ですが、先進医療として受けることはできず、自由診療になります。

Q16.多焦点眼内レンズは、遠近両用メガネの様に階段の上り下りや読書の時にコツや注意が必要ですか?

眼鏡の遠近両用のようにここの部分を通してみてください、顎を引いてみてください、という事はありません。

Q17.多焦点眼内レンズの適応って?

白内障以外の角膜変性や進行した緑内障、網膜剥離・加齢性黄斑変性などの網膜疾患がある方等、見る感度が落ちている方には遠くと33~50cmが見やすいタイプはコントラストが単焦点より悪いためお勧めしません。しかし、乱視対応レンズが出てきたり、コントラストが落ちにくい焦点深度拡張型と言われる多焦点レンズが登場し、乱視や軽度の緑内障・網膜病変の落ち着いた方など、適応は広がってきています。

Q18.夜間光視症(ハロー・グレア)ってなに?

夜暗いところで光の周りにぼやっとしたかさがかぶって見える、光がぎらついて見えるなどです。人工のレンズを入れるわけで、単焦点眼内レンズでもおこりますが多焦点のレンズの方が複雑なレンズなので、単焦点よりは強くなると想定されます。多くは頭が見え方の補正をしてくれるようになり、徐々に気にならないレベルに落ち着きますが、そもそも人工のものですので全く若いころの見え方に戻るというものではありません。

川越西眼科(川越市霞ヶ関・鶴ヶ島の眼科) TEL 049-239-0777 受付時間 8:40~12:30 13:40~17:30

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